FreeBSD periodic(8) の出力を調整する
- Date
- 2015-04-06
- category
memo
- slug
configure-output-for-periodic-in-freebsd
- lang
ja
FreeBSD では cron から periodic(8) で定期実行タスクが実行され、その結果が root 宛にメールされます。
各 jail 上でのメールを ssmtp でメールサーバに relay するよう設定していましたが、 jail の数が多くなるにつれ、煩わしくなり periodic の設定を調整しました。
man 8 periodic や man 5 periodic.conf をみると、 /etc/periodic.conf で以下の変数を設定することで出力を調整できるようです。
<basedir>_show_success
<basedir>_show_info
<basedir>_show_badconfig
<basedir> の部分は daily weekly monthly security のいずれかです。要は /etc/periodic 以下のディレクトリですね。
periodic から呼び出される {,/usr/local}/etc/periodic/{daily,weekly,monthly,security}/ 以下のスクリプトは notable infomation が無い場合は終了コード 0 となるはずです。
ということで /etc/periodic.conf で以下のように show_success を無効とする設定をいれるようにしました。
daily_show_success="NO"
weekly_show_success="NO"
monthly_show_success="NO"
security_show_success="NO"
periodic コマンドを直接実行し、その出力を見ることで設定結果を確認できます。